知らない自分は
無意識のうちに目の前のものを傷つけていた...
...傷つけて 傷つけられ...
それは連鎖して永遠に迷う
迷う自分を自分自身で威圧して
しんどいのに笑顔を繕おうと無理をして過ごしていた
...そんなことを繰り返して来たわたしは
東日本大震災を機に 再び様々な出来事に向き合うことになる
そしてやっと... ただ一つ
自分の愛というものを見つけることが出来た
それは わたし自身がずっと欲していたものだった
...愛されることではなく 愛するということ だった
自分を愛することと大事なものを愛することが美しく交差する
自分の中に居場所が出来たんだ
いま在るものは通り過ぎる風かもしれない
瞬間に出逢う美しいものたちを精一杯愛する
わたしの美意識は変わらずここに在る